解決事例 離婚
不倫相手と交渉し謝罪及び慰謝料を受けた事例
不倫慰謝料 離婚せずに解決
ご相談者様
40代男性
子供あり
婚姻期間18年
ご相談の概要
ご依頼者は妻と子供2人(高校生と中学生)の4人家族で、結婚18年目でした。
妻の浮気が発覚した後、ご依頼者は妻と話し合い、相手男性と別れることを約束させました。しかし、妻の浮気はその後も続いている状況で、弁護士にご相談にお越しになりました。
解決への道筋
弁護士は受任後ただちに相手の男性に対し、妻との交際を絶つこと、そして慰謝料の請求を求め内容証明郵便にて申し入れました。
関係の清算及び謝罪はありましたが、同人から当初提示された慰謝料の金額は、夫や子供たちが受けた精神的被害を考慮すると到底応じられないものでした。
そこで、毎月の慰謝料の弁済額を少なく、弁済期間を延ばして慰謝料額を回収する方法での交渉をおこない、相手男性からの謝罪と当初提示された慰謝料を上回る金額での示談となりました。
弁護士活動のポイント
ご依頼者は、穏便な解決を考えて、最初に浮気が発覚した際には慰謝料を請求されませんでした。ただ、本件では、結果的にご依頼者のその思いが裏目に出てしまい、妻と相手方男性との関係をずるずる長引かせることになってしまいました。
不貞行為の相手男性からの慰謝料提示額は、夫の心情を察すると受け入れがたいものでした。慰謝料という金銭での解決方法ですが、夫の気持ちに寄り添える解決になるよう相手男性との交渉につとめました。
不倫のような不法行為をしている相手に対しては、最初から弁護士を立て、決然とした態度で臨まれることをお勧めいたします。